完成されたプリザーブドフラワーというのは一つの芸術品であり使われている花料の価格や希少さ、アレンジの大きさや密度といった単純な要素だけでは甲乙の付け難い所です。とはいえアレンジメントのコンセプトや表現力、花の特性を活かした何とやら等有名なアレンジは色々な事が言われているようですがそういう専門的な事は正直私にはわかりません。ではどういったプリザーブドフラワーが端的に言うと「すごい」のか、それを素人目線で考えた時一つ言える事があるとすればそれはアレンジした人が「すごい」のではないかという事です。
プリザーブドフラワーとWAFA
プリザーブド技術並びにそのアレンジ技術を認めるものとしてこの業界にはいくつか資格があり、日本プリザーブドフラワー教会が発行しているJPFAディプロマ等がそれにあたります。そういったプリザーブドの認定資格を持っている人のアレンジというのはある意味「すごい」と言えるのではないでしょうか。ともすればWAFAの優勝者や入賞者の方が作ったプリザーブドフラワーというのは「すごくすごい」のではないでしょうか。WAFAとは略さずに言うとWorld Association of Floral Artists、即ちフラワーアレンジャーの世界一を決める大会です。この大会は2007年よりはじまり最初はアメリカ、現在ではアイルランドにて年一回開催されています。日本からも多くの方がエントリーし、また成果を残していると言います。例えば去年2014年の大会では日本人アーティスト4名の作品が入賞しており高い評価を得ています。そういった人の作るプリザーブドフラワーアレンジというのはちょっと頭の悪そうな文章にはなってしまいましたがある意味世界一といっても過言ではないのではないでしょうか。