そもそもプリザーブドフラワーとは?

さて、ここまで今誕生日プレゼントにフラワーギフトを贈るのがトレンドである、特にプリザーブドフラワーという花が良いらしいと紹介してきましたが、人によってはそもそもプリザーブドフラワーって何?という方もいる事でしょう。そこでここでは簡単にプリザーブドフラワーについて紹介したいと思います。


誕生日プレゼントに最適!話題のプリザーブドフラワーとは

生花も含めた花の加工品にはいくつか種類があります。例えば生花、造花(アーティフィシャルフラワー)、ドライフラワー等があげられますがプリザーブドフラワーはこのいずれにも該当しません。プリザーブドフラワー、つまりPreserved Flowers(保存された花)は生花に特殊な加工を施す事で花をしばらくの間枯れないようにした全く新しいタイプの花になります。

とはいえプリザーブドフラワーの歴史は意外と長く凡そ25年前の1991年には既に原型ができており、強度や鮮度等の改善が繰り返され今に至る形となっています。誕生日プレゼント等として利用されはじめたのは本当にここ数年の出来事なのではないでしょうか。このプリザーブドフラワー、具体的には生花の持つ水分のかわりに特殊な薬品(グリセリン、樹脂等)を吸収させる事で花の形状を内側から固めた商品になります。 虹薔薇

元々生花である為非常にリアルかつ水々しいビジュアルが魅力であり、この一点においてはどれだけ精巧に作られた造花より本物に近いと言って良いでしょう。またこれらの薬品と同時に染色料を植物に吸収させる事により従来の花より長く鮮やかな色彩を楽しむ事ができるのは勿論、青い薔薇や虹色の花弁など自然界では実現の難しい特殊な色彩の花を生成する事も可能となっています。


プリザーブドフラワー概要

これらプリザーブド加工を施した花というのは基本的に1年から数年の間水々しく鮮やかな状態が保たれます。具体的な長さは保存方法によって全く変わってきてしまうのですがだいたい3年から5年くらいを見ておくと良いでしょう。誕生日プレゼントとしてはある程度の期間楽しむ事が出来る他、生花の足が早い夏場でも十分な時間眺めている事が可能です。ただし柔らかそうに見える外面とは対照的に内側は脆く生花同様に、あるいは生花以上に繊細な商品である為外からの衝撃には注意が必要です。またプリザーブドフラワーは肥料や水を必要としない為管理が楽で、誕生日プレゼントとしてはそういった意味でも重宝されています。花粉や香りも基本的には無い為虫がつくこともなく、アレルギー等の心配がないのもまたプリザーブドフラワーの優れた点としてあげる事ができます。