プリザーブドフラワーは誕生日プレゼントや結婚祝いの他に、お見舞いや出産祝いとしても人気でよく贈られる事があります。通常誕生日プレゼントには誕生日プレゼントに適した花が、結婚祝いには結婚祝いに適した花が、そして仏花には仏花に適した花があるもの。しかし「お見舞い」と出産祝い」にだけ関して言えば多少内容は違えども避けたほうがよい花のルールはほぼ共通だと言います。何故ならお見舞いと出産祝い、その両方が「病院」にいる相手に届ける事を前提としているからです。
病院に贈る花のルール
病院という空間に入るという事は何げなく過ごしている日常生活の中で最もある意味「死」と密接した空間に入るという事です。医療が発達した現在社会において、病院というのは最も多くの人の命が救われる場所でもあり、また失われる場所でもあるのです。その事から基本的には「白」や「青」を基調とした花、菊や輪菊は葬儀やお供えを彷彿とさせる為お見舞いと出産祝い両方で避けたほうが無難です。また「赤」い花は血を連想させるので好ましくない他、鉢植えにはいっている花は「根」がある事から入院が長引くとされ避けられています。さらに下向きに咲く花や散りやすい花は命が落ちる、命が散るというイメージを植えつけがちなのでこれらも極力避けたほうが無難です。あくまで「イメージ」の問題なので割り切ってしまう、というのも一つの手なのですが夜の病院は特に人気が無く上記のようなイメージを煽りやすいと言うので馬鹿にできません。
病院に最適のプリザーブドフラワー
しかしあれもだめ、これもだめとなると何を贈っていいのかわかりませんよね?その為ここではお見舞いや出産祝いに適した例を紹介します。まず基調となる色は白、青、赤を避けた黄色やオレンジ、ピンク色のプリザーブドフラワーが良いでしょう。また花が下を向きがちなユリ科の花はなるべく避け、散りにくく幅を取らない花を贈ると良いでしょう。