通販ショップでも大人気のプリザーブドフラワー。
本物のお花に特別な加工を施して、半永久的に美しい姿を保ち続ける魔法のお花と言われています。
生花のように、水やりや日に当てるといった毎日のお手入れが必要なく、その手軽さも人気の理由の一つ。
しかし、美しさをそのままに長く楽しむにはいくつかの注意点があります。
今回はそんなプリザのお手入れ方法を紹介。
あなたのプリザを長持ちさせるために是非読んでみてくださいね♪
プリザーブドフラワーはデリケートなお花!お手入れには細心の注意を
プリザーブドフラワーはとっても繊細なお花です。
プリザを簡単に説明すると、特殊な液体を使って「生花をそのままの見た目で保存した」もの。
本物のお花であるので、薄いガラスのようにパキンと花弁が欠けてしまう脆さを持っています。
美しい見た目と引き換えに繊細さを持ち合わせているのです。
通販で買うとクリアケースなどに入って届くので壊れる心配も少ないですが、シロウトが下手にお手入れしようとすると壊してしまう危険性もあります。
通販ショップで手に入りやすくなったプリザですが、扱い方の知識をしっかり持っている人はまだまだ少ないです。
お手入れをする場合には細心の注意をはらいましょう。(…通販でプリザーブドフラワーを買うときのポイント)
通販で買ったプリザ、高温・多湿・直射日光に弱い
プリザーブドフラワーは多湿・高温・直射日光に弱い性質を持ち合わせているお花です。
普通に飾っておく分にはそんなに気にする必要がないですが、どうしても長持ちさせたい!という人は以下のポイントを抑えるといいでしょう。
湿度は30%~50%に!
プリザーブドフラワーは湿度に弱いので、生のお花のように水やりをするのはもちろんNG。
お風呂場やキッチン、トイレなどの水周りの、多湿になる場所もプリザを長く楽しみたい場合には良くないです。
プリザーブドフラワーを綺麗なまま保存するのに一番適した湿度は、30%~50%と言われています。
湿度の高い日は、タンス用の除湿剤を利用したりお菓子に入っているような除湿剤を利用したりすれば上手に調節できますよ。
温度は18度~22度が最適!
プリザーブドフラワーの色合いをそのまま保ちたい場合は、部屋の温度にも注意しましょう。
急激な温度変化はプリザの花弁の色を変えてしまう恐れがあります。
色の変化を楽しみたい場合はそんなに気にしなくて良い点ですが、いつまでも鮮やかなプリザを楽しみたい人は温度を18度~22度に保つといいでしょう。
直射日光は絶対ダメ!
プリザーブドフラワーは直射日光に弱い性質を持っています。
生花ではないので太陽の光や水やりをしなくても枯れる心配は無いのですよ!
日の光の入る窓際ではなく、部屋の中の方に配置するのをオススメします。蛍光灯の光などはあまり影響がないので、安心して飾って下さい。
お手入れなしで人気のあるプリザ。ホコリが溜まった時は?
プリザーブドフラワーは半分生のお花。
そのため、静電気が発生しにくく、ホコリはたまりにくくなっています。
しかし、長く置いておくとどうしても溜まってしまうもの。気になるようでしたらうちわなどで扇いで飛ばしましょう。
それでもホコリが残ってしまう時は、柔らかい筆で表面を撫でるように優しく落とすといいでしょう。
ドライヤーを利用してもいいですが、その場合は勢いを強くしすぎないこと、また温風を利用しないようにしましょう。
通販ショップでも人気のある、透明のケースに入っている商品やフォトフレームなど額縁に入ったタイプのプリザーブドフラワーはお花に直接ホコリがたまる心配が無いので、お手入れに不安がある人はこのタイプの入れ物に入ったプリザを選ぶといいでしょう。
できるだけお手入れをしないというお手入れを
プリザーブドフラワーで大切なのはできるだけお手入れしないことです。
直射日光が入るところや高温多湿なところなど、外部からの刺激が少ない場所にそっと置いておくことが一番の方法です。
日が当たらない涼しい場所がベスト
プリザーブドフラワーは日の当たらない、涼しい場所に置いておくことが美しさを保つポイントです。
寝室やクローゼットの中は明るすぎず、多湿になることも無いためプリザを置くのにもってこいの場所です。
プリザを長持ちさせたいなら手で触らないこと
生花ではないのに生花のように美しいと人気のプリザーブドフラワー。
どんな感触なのだろう……。と触ってみたくなる気持ちもわかりますが、長持ちさせたい場合はぐっと我慢してください。
また、子供の手の届かない場所に置いておくことも大切です。
人の手の脂が付いてしまうと劣化の原因になってしまいます。
落下の危険がある人通りの多い場所に置かないこと
プリザーブドフラワーは壊れやすいデリケートなお花。
人や飼い猫にぶつかってテーブルから落下してしまい、花弁が欠けてしまうという事故が多いです。
プリザを飾るなら、安定感のある、人があまり通らない場所を選びましょう。
上手に保存できたら10年ほど咲き続けるお花です
プリザーブドフラワーは上手に保存すると10年ほど持つ場合もあるそうです。
できるだけ手入れはせず、プリザを置く環境に気を使えば半永久的に楽しむことができる唯一無二のお花です。
保存方法には気をつけて、プリザをずっと楽しんでいたいですね。