かすみ草と出産祝い

プリザーブドフラワーのアレンジに限らず生花や造花においても「かすみ草」というのは主役になる事は少なくてもその主役を引き立てる優秀な脇役として人気のお花です。小さくて可愛いらしい白の花を無数に咲かすかすみ草はふわふわと愛らしく、またボリューム感が出る為アレンジに隙間が出来てしまって何処か寂しい時にアレンジの隙間を埋める花としてフローリストの間でも人気です。そんな名脇役として広く親しまれているかすみ草ですが「出産祝い」というシーンに限ればかすみ草はしばしば主役となり得ます。


かすみ草の別称

かすみ草は小米撫子やジプソフィラ(石灰を好む者)等様々な別称がありますが中でも注目したいのが英名である「Baby’s breath」、白く小さい花がまるで「赤ちゃんの吐息」のようだということから英語圏でかすみ草はこのように呼ばれています。またかすみ草には「清らかな心」「無邪気」といった花言葉がありまさに出産祝いにぴったりのお花となっています。


手渡す際の工夫

ただかすみ草は基本的に色が白くまた仏花としてのイメージもあるのでかすみ草をアレンジメントのメインとした花を渡す際にはピンクやオレンジの花と交ぜる等少し工夫が必要です。またかすみ草には白以外にピンク色のもの、プリザーブドフラワーの加工が施され特殊な色をしたものもあるのでそういったかすみ草をアレンジに利用してもらうのも一つの手です。